設置が簡単で短期イベントで使いやすい、人流解析AIカメラ「TERAS」
大量のデータ送信を、MEEQの「上り特化プラン」で低コスト化

株式会社オンザウェイ 様

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MEEQ SIMインターネット接続

MEEQ SIM インターネット接続

株式会社オンザウェイは、業務用無線機の販売やレンタル・リース、メンテナンスなどを30年以上にわたって手がけてきました。今では、無線機という音声分野にとどまらず、新たな領域にも挑戦しています。

そのために開発したのが、今回紹介するAIカメラソリューション「TERAS(テラス)」でした。

「TERAS」は、イベント会場などに設置したカメラの映像をリアルタイムでAI解析し、通過した人数や、エリア内の人数をカウントしたり、性別や年齢といった属性を推定したり、転倒や侵入、トラブルの発生を検知したりできます。展示会やスポーツイベントでの、マーケティング活用やセキュリティ対策といった用途を想定したソリューションです。

映像や人数カウント結果といった「TERAS」の各種データは、設置場所からモバイル通信を介してクラウドへ送ります。そして、この通信を担っているのが「MEEQ SIM」です。

オンザウェイ執行役員の照屋直亮さんは、「MEEQ SIM」を採用した決め手として「MEEQ」の「上り特化プラン」を挙げてくれました。上り特化プランは、下り方向の高速通信容量が少ない代わりに、多くの上り通信を経済的に利用できる料金プランです。下り通信をあまり利用せず上り方向へ大量データを送信する、ネットワークカメラなどに適しています。

「TERAS」で「MEEQ SIM」を利用している理由は、ほかにもあります。具体的なお話を、照屋さんとレンタルコラボレーションマーケティング所属の山本航太さんに伺いました。

株式会社オンザウェイ 執行役員 照屋直亮さん(左)、レンタルコラボレーションマーケティング所属 山本航太さん(右)

株式会社オンザウェイ 執行役員 照屋直亮さん(左)、レンタルコラボレーションマーケティング所属 山本航太さん(右)

課題/ソリューション

課題
  • 上り通信が圧倒的に多く、下り通信分の料金が無駄になる
  • カメラで取得したデータを送信する際に欠損が許されない
  • SIMの枚数を増やさず、「TERAS」と別の事業でSIMを共用したい
ソリューション
  • MEEQの上り特化プランは、大量の上り通信を低コストで利用可能
  • 複数事業者から取り寄せたSIMの通信品質を検証し、信頼性の高いMEEQを選択
  • 別の事業部にSIMを渡した後でも、オンライン上のコンソールから最適なプランへ変更が可能

映像領域という新事業へAIカメラソリューション「TERAS」で挑戦

スポーツや音楽のイベント、学会、展示会など、短期間の催し物に携わるお客さまへ無線機をレンタルするサービスは、プレーヤーが多く価格競争になりがちです。

そこで、オンザウェイは映像とAIを組み合わせた新事業「TERAS」を始めました。イベント出展などする企業に無線機を提供してきたので、無線機とセットで「TERAS」を貸し出せる、という相乗効果も狙っています。

最大のコンセプトは、イベントなどの仮設現場へフィットすること

人流解析などが可能なAIカメラはすでに存在していても、照屋さんによると「長期間使う常設型が多く、短期的に使いたい、仮設現場で使いたい、という目的にフィットするものは無かった」そうです。

「開催期間が数日程度のイベントでは、導入に手間がかかったり、運用コストが高かったりするAIカメラは適していません。既存ソリューションは、設置現場に合わせるための調整や開発が必要なこともあります。コスト面でも、2、3日しか使わないのに100万円、200万円という金額は出してもらえません」(照屋さん)

ここが差別化ポイントになると考え、設置が簡単で電源さえあれば使えてしまう、低コストな「TERAS」を開発しました。

「最大のコンセプトとして一番大事にしたのは、短期で仮設という現場へいかにフィットさせるか、でした。お客さまからは『展示会や屋外イベントのような仮設現場で、光回線など用意せずLTEで済ませられて気軽に利用できる』といった声をいただいています」(照屋さん)

TERASサービス構成図


AI解析機能で、カメラをマーケティング/セキュリティ用のツールに

もう1つ重視したポイントが、イベントや展示会で活用できる機能です。「イベントは認知、集客、広報などのために行うものなので、AIで効果測定できると良いのではないか、と考えました」(照屋さん)。

具体的には、画面上に設定した境界線の通過人数や、あるエリア内にいる人数を調べたり、撮影された人の属性(性別や年代)を推定したりできます。こうした機能を展示会で利用すると、ブースに来た人の数はもちろん、展示物のどれに興味を持つ人が多かったまで分かるでしょう。

人数カウントや属性推定でマーケティング効果を測定

人数カウントや属性推定でマーケティング効果を測定

人数カウントや属性推定でマーケティング効果を測定


さらに、転倒して起き上がらない人、トラブルの発生、侵入といった動きも検知できるので、「TERAS」はセキュリティ対策にも活用できます。

転倒検知やトラブル検知も可能

転倒検知やトラブル検知も可能

転倒検知やトラブル検知も可能

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上り通信が圧倒的に必要な「TERAS」には、
MEEQの「上り特化プラン」が最適だった

「TERAS」の仕様決定や全体的な設計はオンザウェイが自ら行い、AIやアプリなどの開発は外注しました。モバイル通信に必要なSIMは、さまざまな要件検討や試験を行い、複数サービスのなかから「MEEQ SIM」を選びました。

選定理由は、なんと言っても「上り特化プラン」

「TERAS」の行う通信には、映像データやAI解析結果をクラウドへ送信する上り方向が下りに比べ圧倒的に多い、という特徴があります。ところが、「TERAS」のSIMを検討していた当時、利用できるモバイル通信サービスは、月々の通信データ容量が上りと下りで同じ設定のものばかりでした。そんなとき、「MEEQ SIM」に設定されている「上り特化プラン」の存在をミークの営業担当者から耳にしました。オンザウェイは以前からIP無線機で「MEEQ SIM」を使っていた縁があり、情報を得られたのです。

「上り特化プラン」とは、ネットワークカメラによる動画送信など、通信のほとんどが上り方向のソリューションに最適な「MEEQ」の料金プランです。たとえば、月額(税込)3,740円で100GBという大量の上り高速通信が利用できる割安なサービスである代わりに、下り方向は2GBまでに制限されます。

「上り特化プラン」の下り通信容量は多くないものの、「TERAS」のように上りが圧倒的に多い用途なら問題ありません。照屋さんも、「一番の『MEEQ』選定理由は、なんと言っても『上り特化プラン』でした」と話しました。

「TERAS」でも、時には下り方向の通信を利用します。たとえば、カメラのアングルや設定を遠隔操作で変える場合です。ただし、頻度が高くないこともあり、「上り特化プラン」の通信容量や速度でまったく支障はありません。

「MEEQ」のほかのプラン同様、「上り特化プラン」も必要に応じて上り/下りそれぞれの通信データ容量を調整できます。下りの通信量をやや増やしたいなど、お客さまの使い方に適した独自のプランも作成可能です。

通信環境の悪いイベント会場でも、通信品質の高い「MEEQ」

「TERAS」は、カメラで撮影した映像をAIが処理し、それらの結果をクラウドへ送信します。現場の状況をリアルタイムに把握したい、という要望に応えるべき「TERAS」にとって、データ欠損は許されません。

「イベント会場などでは、たくさんの人がモバイル通信を利用しています。その影響で、通信状態は悪化しがちです。それでも、『TERAS』は安定してデータを送り続けなければなりません」(山本さん)

オンザウェイは、「TERAS」の開発段階で動作検証するため、複数ベンダーから取り寄せたSIMを試験しました。その結果、問題なく動作し、しかも通信品質の高く安定していた「MEEQ SIM」を選んだのです。

「TERAS」と別の事業でSIMを共用

IP無線機のレンタル事業と「TERAS」事業で同じSIMを共有できることも、「MEEQ SIM」採用の大きな理由でした。

両事業のSIMを「MEEQ SIM」に統一すれば、IP無線機用に購入した「MEEQ SIM」を「TERAS」で使用したり、その逆に使ったり、といったことが可能です。IP無線機と「TERAS」で通信パターンの特徴は異なりますが、用途に合わせて「上り特化プラン」に変えることも通常プランに戻すことも、「MEEQ SIM」なら管理コンソールで容易にできます。

「データ量の幅も広くて、臨機応変に対応できます。同じ物理SIMのプラン変更で両事業をカバーすると、全体的なランニングコスト抑制が期待できました」(照屋さん)

管理コンソールの使いやすさを実感

実際に「TERAS」で「MEEQ SIM」を使い始めた山本さんは、管理コンソールを高く評価しました。

「お客さまへ『TERAS』をレンタルする前に、管理コンソールでSIMの残りデータ容量を必ず確認します。使用中に通信できなくなると困りますから。イベント期間中に不足しそうな場合は、出荷前に別のSIMへ交換したり、データチャージや新たにSIMを注文したり、といった対応をとります。こうした作業が、オンラインで手軽にすぐできて助かっています」(山本さん)

また、「MEEQ SIM」をIP無線機の販売事業とレンタル事業、「TERAS」事業で流用していると、混乱しないのでしょうか。山本さんは、管理コンソールの「グループ化機能」を活用して、SIMを区別しています。販売、レンタル、「TERAS」という事業別に「MEEQ SIM」をグループ分けすることで、各事業に適したプランの設定や予算管理などが、間違えずに行えます。

「TERAS」とIP無線機の「MEEQ SIM」共用で、シナジー効果を期待

TERAS事業を今後どう成長させるかについて、照屋さんは次のように述べました。

「レンタル事業である以上、増やし続けるというよりも、今は手持ちの機械をいかに回転させるかというフェーズです。回転率が上がってリピーターが増えたら機械を増やす、増やしたらまた回転率を高めてというサイクルで、『TERAS』を拡販していきます。『TERAS』が伸びれば、SIMは『MEEQ』にお願いする考えです」(照屋さん)

一方、トランシーバー市場ではSIM搭載IP無線機が増えており、最近は主力になりつつあります。

「『TERAS』で『MEEQ』の管理コンソール活用やSIM運用の経験を蓄積したので、オンザウェイとしてはSIMロックフリーIP無線機の採用を進めるつもりです。『TERAS』とIP無線機で同じ『MEEQ SIM』を共用してプラン変更で対応すると、シナジー効果が期待できますし」(照屋さん)

照屋さんによると、SIMロックフリーIP無線機のSIMキッティングまでする販売店は、ほとんど無いそうです。オンザウェイは、自社で「MEEQ SIM」を設定して顧客に提供するノウハウを持っているので、競合他社と差別化できるでしょう。

「MEEQ」は料金プランや運用時の柔軟性が高く、IP無線機のような使い方でも、上り通信ばかり行う「TERAS」でも、お客さまの要望に合わせて対応可能です。

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導入企業様情報

株式会社オンザウェイ

株式会社オンザウェイ

プロジェクト担当者部署・役職:執行役員 照屋直亮さん、レンタルコラボレーションマーケティング所属 山本航太さん
ウェブサイト: https://www.ontheway.co.jp/
TERAS: https://www.ontheway.co.jp/teamworking/teras/

  • 事業内容:無線機とAIカメラの販売/リース/レンタル
  • イベントなど向けAIカメラソリューション「TERAS」